クラウドのバックアップって誰の責任?

 クラウドサービスのバックアップって業者がやっているだろ、などわかりにくいですよね。 実は、バックアップは利用ユーザー責任のサービスがほとんどなんです。

主要なサービス

・レンタルサーバー : 1つのサーバーを管理権限1つで共有するサーバーサービス、昔からあるサービスで当時はクラウドとは言われていませんでした。

・VPS : 1つのサーバーを、全員仮想管理者となり管理するサーバーサービス

・Cloud (IaaS): 仮想的なサーバー機能を貸し出すサービスです。(さくらのクラウド / aws ec2)

・Cloud (SasS): インターネット経由で「ソフトウェア(機能)」そのものを利用するサービスです。

・Cloud (PasS) : アプリケーションを動かすための「土台(OSやプログラムの実行環境)」までを貸し出すサービスです。

など、いろいろなクラウドサービスがあります。

サービス別バックアップ責任範囲の比較一覧

サービス種別 バックアップの主な責任 ユーザー側の作業範囲 備考
レンタルサーバー 運営側 & ユーザー 作成元データの保管 運営が自動取得する場合が多いが、規約上は免責が一般的。
VPS ユーザー側 全て(OS・ミドルウェア・データ) インフラのみ運営。中身のバックアップ設定は必須。
Cloud (IaaS) ユーザー側 全て(OS・ミドルウェア・データ) ツールは提供されるが、実行・管理の責任はユーザーにある。
Cloud (PaaS) 運営側 & ユーザー アプリケーションデータ・設定値 基盤(DB本体など)は運営。中身のデータ管理はユーザー。
Cloud (SaaS) 運営側 データの最終確認(エクスポート) 障害対策は運営。ユーザーの「誤削除」は保証外の場合あり。

※「責任共有モデル」に基づき、インフラの維持は事業者、その上のデータ保全はユーザーが担うのが基本原則です。

運営側がサービス継続のためのバックアップであることが多く、お客様の目線でのバックアップではありません。

バックアップはどうしているかは、ユーザー側で考えるのが基本ですので、年末バックアップの際の参考にしてください。

自分のビジネスを守るのは自分(自社)だけであると認識し、バックアップ状況を把握し誰かに依頼するなどして自分の管理下に置くことが最も大切です。